フィジオEMS8の特徴
高周波EMSが生み出す深層筋アプローチ
ソフトな体感と確かな筋運動
慣れさせない+残存感
最大16パッドの高周波EMS
最大16パッド※が使用可能で2ベッド、4部位同時のアプローチできます。プロ仕様の高周波EMSが体全体を覆うように広範囲に深層筋までアプローチし、効率的な筋力トレーニングを施せます。
※4チャンネルから8パッド+分極コード(別売)使用で最大16パッド
PDM波形によるソフトな体感と確かな筋運動
EMSを構成するパルスの密度を変調させることにより高密度のパルス帯を生み出し、それにより「ソフトな体感と確かな筋運動」という理想的な波形(PDM波形)を搭載しました。
さらに出力時間差プログラムによって筋肉をEMSに慣れさせないように工夫されています。
フィジオEMS8の高周波はアウターマッスルだけでなく、インナーマッスルにも届き、トレーニング後にも体内にしっかりとした筋トレの実感が残ります。
複合高周波EMS
高周波と低周波による複合高周波EMS
アウターマッスルと同時にインナーマッスルに筋運動を働きかける
フィジオEMS8は高周波(成分)と、低周波(構成体)による複合高周波EMSです。
高周波成分で皮膚表面はソフトな体感なため、多くの電流を流せる一方で、低周波構成体がアウターマッスルと同時にインナーマッスルにもしっかりとした筋運動を働きかけます。
うねるような感覚を生むゴーストリンク
うねるような感覚
ゴーストリンク
独自のアルゴリズムで、CH1の出力を追いかけるようにCH2が時間差で追従して出力します。同様にCH3・CH4も追従することで、体内ではウエーブが回転するような感覚になります。
また、時間差に加えて、各チャンネルには別々のコースを設定できるため、CHごとの出力プログラムにも複雑な刺激感が発生し、体内でうねるような感覚のゴーストリンクが生じます。
体感を慣れさせない、心地良い残存感
体感を慣れさせない
心地良い残存感のある刺激
コース選択後に4つのモードが、サイクル方式で出力します。
ウォーミングアップからトレーニングまでのプログラムが自動的に切り替わります。
そのようにして体感を慣れさせないというパターンで刺激を与えることによって長時間のトレーニングが可能となります。
そしてトレーニング後も「心地良い残存感」が残ります。
インナーマッスルを鍛えることができる理由
フィジオEMS8は高周波EMSを使っているため、皮膚のピリピリ感が少なく、それによって出力が上げられます。
高周波を使っていない低周波のみのEMS機器は、皮膚のピリピリ感が強くなり痛みを感じるために、出力を上げられません。
また小型のEMS機器では出力(mA)を記載していない場合が少なくありません。
フィジオEMS8は最大70mAまで出力が可能です。
おおよそ20分で120回の腹筋運動に相当します。
治療の補助ツールとしての活用
補助ツールとしてのEMS
患者様は治療目的で通院しています。そのため、従来の治療メニューに加えて、体幹を鍛えるという補助ツールが、治療効果を持続させるためにとても有効です。
患者様の日常生活での動作を改善し、健康を維持していくためにEMS8を含めたトレーニングプランをご提案することができます。
介護施設での活用
穏やかな出力で不活動筋を刺激
デイサービスの分野においては、利用者は激しい筋トレなどは出来ません。
高齢者に必要なのは、激しい筋肉トレーニングよりも穏やかな出力による不活動筋への刺激です。
フィジオEMS8は、メニューから穏やかな筋収縮をするためのプログラムを設定できます。
ふくらはぎなどを穏やかな出力で刺激することで、ADL向上を目指した優しく穏やかな筋トレをご提供できます。
接骨院開業の導入機器ーフィジオEMS8の魅力を動画で解説
その他の機能
出力調節リモコン
両サイドにリモコンを標準装備
手元で出力を調節可能
「もう少し強くしたい・・・もう少し弱くしたい・・・でも、いちいち言うのも気が引けるし・・・」。
そんな患者さまの要望への細かい気配り設計です。
患者様ご自身で出力を調節できるように、両サイドにリモコンを標準装備しています。
リスタート機能
時間設定のメニューの場合、30分コースメニューなど出力を調整している間は調整時間であり、その時間経過に料金が発生してるのは不満になります。
そんな不満を解消するために、タイマーを一斉リセットする「リスタート」を押した後に「ここからが料金発生時間です」と明確に伝えることができます。
この便利機能によって患者さまの料金についての不満は解消されるでしょう。
シングル・デュアルモードのワンタッチ切り替え
基本となる4CHのシングルモードを2CHに分割できます。
シングルモードとデュアルモードの切り替えは画面をタッチするだけの切り替え簡単操作です。
チャンネルタッチリンク
画面の8の字の四方をタッチするだけで、リンクさせたいチャンネルのON/OFFを設定できます。
リンクされた出力はチャンネルを追従するように出力が行われます(フォローモード)。
また、リンクを外すと全てのチャンネルを同時に出力する「同時モード」に切り替えられます。
上肢・下肢に同時使用
上肢・下肢に同時使用
CH1・CH2を上肢に使用し、同時にCH3・CH4を下肢に使用するというように、同時に複数部位へのアプローチや両サイドのベッドで複数の患者さまに使用することも可能です。
チャンネルの二分割は、操作画面をワンタッチでするだけで簡単に切り替えることができます。
また、左右独立したリンク設定およびプログラム設定をすることができます。
フィジオEMS8の仕様
名称 | フィジオEMS8 |
メーカー | 酒井医療株式会社 |
寸法 | 385(W)×255(D)×50(H)mm |
質量 | 1.8㎏ |
電源 | AC100V 50/60Hz・DC24V 1.9A |
最大電圧 | 120V(p-p) |
最大電流 | 70ⅿA(rms)※実効値 |
消費電力 | 30W |
波形 | PDM波(パルス密度変調波) |
出力周波数 | 1.7kHz(スウィーブ)・2.7kHz(固定)高周波 ※パルス幅換算:125,000Hz |
出力CH数 | 4CH(8パッド)※分極時16パッド |
安全装置 | 過電流防止 |
電流表示 | ⅿA(7インチカラーディスプレイ) |
専用ワゴン(別売) | 幅550×奥行き360×高さ1090 |
※1 | EMSトレーニングは、食事制限や、運動をせずに健康を維持するものではありません。必ず専門家の指導のもと、運動、食事、生活習慣に適切な目標設定をしてください。 |
※2 | 本製品は医療機器ではありません。 |